ショコラと聞けば甘さを連想する方が大半だと思います。しかし、その甘さは砂糖によるもので、主成分であるカカオマスにはまったく別の深い味わいと豊潤なフレーバーが満ちています。
また、カカオマスにはリラクゼーションや血行促進に効果があり、食欲を増進するとともに、食卓の雰囲気をより楽しくする働きもあります。
このたび、フィオーリアでは食材としてのショコラの可能性に画期的な挑戦を行いました。
世界最大のショコラの祭典「サロン・デュ・ショコラ」で最高位を受賞したショコラティエでもある辻口博啓シェフ監修の元、すべての料理にショコラを配合したコースメニューを開発、
それが「ショコラコース」です。
辻口シェフがフィオーリアのために創り上げたオリジナルショコラのマリアージュから始まるコース全品に、さまざまな手法でショコラが散りばめられています。
ある皿には隠し味として、ある皿にはフレーバーとして、またある皿には食感として、ショコラの創る陶然とした味の世界が広がります。
ショコラを知りつくした辻口シェフが調整したレシピの妙を、コースの最後までじっくりとご堪能ください。
グランマニエカクテルとの相性を意識した、フラットでありながら奥深い味わい。
カカオはフローラル系の芳香を持った品種を選び、
フィオーリアの華やかさを表現しています。
ビターとミルクの配合には細心の注意を払い、まろやかな口当たりにしました。
より美味しく味わうには、ショコラをひと噛みした後、舌の上で少し蒸らしてください。
やがて口中いっぱいに鮮烈な香りが漂います。その芳香をくゆらせつつ、
グランマニエのカクテルを。至高の食体験が待っています。
■辻口博啓(つじぐち ひろのぶ)さんのプロフィール
ク―プ・ド・モンドをはじめ世界大会に日本代表として出場し、数々の優勝経験を持つ。
2013年にはパリで行われた世界最大のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ2013」にて最高評価「5タブレット+星」を日本人で唯一獲得。
モンサンクレール(東京・自由が丘)をはじめ、コンセプトの異なる12ブランドを展開。
各店舗の製造・運営の他、企業とのコラボレーションやプロデュース、講演や著書出版など積極的に活動。
素材にこだわり、スイーツを使った地域振興や商品開発、また、食育や健康を考慮したスイーツの創作にも意欲をみせる。
一般社団法人日本スイーツ協会代表理事も務め、スイーツ検定など実施。スイーツ文化の更なる発展と向上に力を注いでいる。1967年石川県出身。
◼︎official website:http://www.h-tsujiguchi.jp/